ワイズヴェルデさんの人工芝施工現場で一日バイト・見学してきました!

2月も下旬、寒さも徐々に和らいでいき、晴れた日の午後には春の暖かさも少しづつ感じられる時期になってきました。

ちなみに、人工芝の施工現場はこれからが繁忙期のようです!

私しばじろうとしても、新たなブログのネタとして、本格的なプロが行う人工芝の施工を見学・体験してみたいと思い、いろんな施工会社の方に1日だけバイトをさせてもらえないか相談をしてみました。

そんな中で以前インタビューを行ったワイズヴェルデの山田社長が1日バイトを快諾くださり、埼玉県久喜市のお客様先に同行させていただくことになりました!

というわけで今回は、ワイズヴェルデさんの作業現場での流れをレポしていきたいと思います^^

ワイズヴェルデさんの人工芝施工補助をしてきました!

午前8時にお客様のご自宅前に集合し、作業開始です。

現地には大量の砕石と砂、施工道具が敷き詰められたトラックが2台…!

早速作業の流れをレポートしていきたいと思います。

①午前8:00~路盤づくり

今回は冬の現場で雑草が全くない状態での施工開始ですので、まずは路盤づくりから。

まずは、路盤をしっかり作り込むのがワイズヴェルデさんの施工の際のこだわりポイントの1つ。

安定した路盤があることにより、施工後に人工芝がしっかりと平らに固定されて長期に渡り安定しやすくなるため、公道と同じ砕石をベースとした路盤づくりを行います(^^)

まずは霜柱を除去しつつ地面を均します

この日は2月19日。

施工前の庭

暖かくなってきたとはいえ、時間は午前8時と早朝なので、ガンコな霜柱が土にびっしり出来ていました。

霜柱

意外に思えるかもしれませんが、こういった霜柱は溶けると相当量の水になるため、丁寧に除去してから路盤を作っていかないと、後々の工程でベチョベチョな路盤ができてしまうため、まずは霜柱を丁寧に取り除いて行きます(^^)

霜柱を人工芝を敷かない土のエリアに追い払いつつ、整地します

路盤には山で採れた天然砕石を

トラックの荷台に山盛りの砕石。今日はこれをほぼ全部使います。

次に、トラックにある砕石をどんどん庭に運んでいきます。

この量の砕石を全部庭に搬入するのは想像以上に重労働でした^^;

天然の砕石を庭に搬入し、地面に均していきます。

山で採れた砕石を100%路盤に用いている点もこだわりのポイントで、不純物が全く含まれない石のため、キレイなグレー色をしています。

ちなみに、そこら中によく転がっている石ころは一般的に再生砕石と呼ばれ、建造物の解体時に出来るコンクリートの塊やアスファルトの廃材をリサイクルして作られていて、ガラスなどの不純物も含まれているので路盤に全く使えないわけではないそうですが、再生砕石からは有害物質のアスベストが検出されたとのニュースもかつてありましたので、庭に撒くのは100%おすすめ出来ることではありません。

砕石の次に砂を投入し、転圧機を用いて路盤を完成させます

転圧機でプレートを作っていきます。

砕石だけでは転圧しても完全に平らにすることは難しいため、砂を使って調整していきます。

そして、砂をならした箇所を順番に転圧。

路盤の転圧は地面を平にし、後の工程でU字ピンを刺した時の固定度を増すために重要な作業になります。

こんなに平らになりました!

※ちなみに転圧機の重さはなんと50kg!私が持ってもビクともしない中、プロの人はいとも簡単そうに扱います…

②午前10:00~防草シートの敷設

路盤が完成したら次に防草シートを敷きます。

防草シートを敷き、U字ピンでとめていく

ロール型の防草シートを庭にまんべんなく敷き詰め、U字ピンで固定していきます。

地面が平らになっているため、敷きやすいです(^^)

このとき、庭からはみ出る余計な防草シートはハサミでカットしちゃいます。

③午前10:30~人工芝敷設

防草シートが敷き終わったらいよいよ人工芝の敷設です。

ロール型の人工芝を広げ余分な箇所は、カッターでカット

人工芝を広げて、余分な箇所をカッターでカットしていきます。

カッターを使って丁寧にまっすぐカットしていく…

両面テープを人工芝ジョイント箇所の防草シート側に貼る

人工芝の継ぎ目になる箇所に両面テープを貼っていきます。

両面テープを貼る上で大切なのは、2つに分かれた人工芝をちゃんと接合できる位置に貼ること。

まっすぐバランスよく両面テープを貼るのも中々むずかしい…

この両面テープを貼る作業がなかなか難しかったのですが、もし途中で位置がずれてしまう場合は数回に分けて両面テープをカットしながら貼っていってもOKです。

ジョイント箇所の継ぎ目が見えないように人工芝同士を両面テープで結合していく

人工芝の施工で非常に重要なポイントである「継ぎ目」のキレイさを意識しながら、両面テープで人工芝同士を接合します。

継ぎ目は離れすぎていても近すぎてもダメです。

離れすぎている場合は見栄え上も継ぎ目が丸わかりで、大きく景観を損なう上に、つまづいて転んでしまう原因にもなりますし、逆に継ぎ目が近すぎてもジョイント部分のパイルが窮屈になり、モヒカンみたいな継ぎ目になりかっこ悪くなってしまいます。

こういう継ぎ目が丸わかりの状態をミリ単位の調整をしながらキレイにしていきます。

継ぎ目をキレイに仕上げるのは、まさに職人技と言えるでしょう。

人工芝の外周、ジョイント箇所にもU字ピンを

継ぎ目が決まったら、人工芝を敷いた庭の外周と継ぎ目部分にU字ピンを打ち込んでいきます。

U字ピンは普通に打つと下記画像のようにピンが見えてしまうため、ある程度の深さまで打ったら1度パイルをかき分けてから最深部まで打つという工程を踏みます。

U字ピンは1度で完全に打ち切るのではなく、ある程度の深さまで打ったら1度パイルが噛まないようにかき分けてから打ち切ります。

ちなみに、外周にU字ピンを打つ時の感覚はだいたい20cmくらいの間隔で打つので、1人でやろうとすると地味にこれだけでも数時間くらいかかりそうです。笑

④12:30~掃除

人工芝の敷設が終わったら、結構パイルがそこら中に飛び散っていたりするので、掃除機をまんべんなくかけていきます。

人工芝敷設部分にまんべんなく掃除機をかけていく

土や砂をほうきとブラシ、水で取り除きます。

搬入の過程で、結構な量の土や砂がそこら中にこぼれるので、ほうきで掃いた後に、ブラシと水でキレイにしていきます…

⑤13:00 完成!!

こちらが施工が完成した人工芝のお庭!

継ぎ目も全く分からないくらいキレイに仕上がっています。

平でキレイに人工芝が敷き詰められたお庭は、思わず寝転がりたくなるような開放感と心地よさに溢れています(^^)

私含め4人で作業してかかった時間は約5時間でした。

※ワイズヴェルデさんの施工水準がかなり高かったので、なんちゃって職人の私はほぼ戦力になりませんでしたが,,,^^;

感想

今回ワイズヴェルデさんの人工芝施工に同行させていただき、思ったことは4点あります!

  1. 1つ1つの作業がきめ細かく、職人さんの技術とこだわりに圧倒された
  2. 技術だけではなく資材1つ1つにも品質へのこだわりが半端じゃない
  3. お客様とのやりとりでも明るく親切な対応をされていた
  4. 職人さんも親切で良い方ばかりで、私にも丁寧に作業を教えてくれた

関東で最もお客様から支持される人工芝施工会社の実力をまざまざと見せつけられた1日となり、私としてもとても勉強になりました(^^)

山田社長を始め、お世話になった職人の皆さま、本日はありがとうございました!!

 

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