だんだんと暑い日が多くなってきましたが、これからやってくる梅雨の季節、ジメジメする中で心配なのはカビ問題ではないでしょうか。
家の中の水周りはもちろんのことですが、意外にも人工芝も対策を怠るとカビが生えてしまう可能性があります。
本記事では人工芝にカビが生えないための対策を4つご紹介します。
梅雨前に対策をして、気持ちのいい夏を迎えられるようにしましょう。
人工芝にカビが生える原因は?
高温多湿の環境でカビは繁殖しやすくなるため、人工芝が湿気を含んだままだとカビが生えやすくなります。
特に、以下の場所に人工芝を敷いてしまうとカビが発生しやすくなってしまうので、可能な限り避けてください。
- 日当たりが悪い場所
- 風通しが悪い場所
- 水はけの悪い場所
また、カビは栄養があるとたくさん繁殖してしまいます。
カビにとっての栄養とは、食べカスや埃、汚れです。
そのため、湿気だけではなく、人工芝を汚してそのままにしておくのもカビが発生する原因になりますので注意しましょう。
人工芝をカビさせないためにする対策4つ
人工芝にカビを発生させないために、次の対策をしましょう。
- 人工芝の掃除をする
- 水はけのよい場所に人工芝を敷く
- 抗菌・防カビ加工の人工芝を使う
- 水はけのよい人工芝を使う
それぞれ詳しく紹介します。
1.人工芝の掃除をする
カビの繁殖原因の1つが、カビにとっての栄養(食べカスや埃、汚れ)があることです。
人工芝の上で食事をして、食べ物や飲み物をこぼしてしまった場合、きちんと汚れをふき取っておきましょう。
油汚れやしつこい汚れは、中性洗剤を使うと良く落ちます。
また、ゴミや埃がたまってしまうと、人工芝の水はけが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。
箒や掃除機でゴミを取り除き、デッキブラシなどで芝を起こしておきましょう。
梅雨前の晴れた日にこれらを行うのがおすすめです。
2.水はけのよい場所に人工芝を敷く
人工芝を設置する場所は水はけのよい場所にしましょう。
水はけが悪いと湿気がこもりやすく、カビが生えてしまいます。
どんな場所が水はけが悪いかわからない場合には、ホースやバケツで水を撒いて判断します。
水たまりができるようであれば水はけが悪いという事なので、人工芝を敷く前に整地する必要があります。
また、デコボコした地面も水はけが悪いので整地が必要です。
業者に頼んだ場合、整地作業もまとめて行ってもらえるので、広い範囲に敷く場合はプロに頼んだ方が良いでしょう。
3.抗菌・防カビ加工の人工芝を使う
抗菌・防カビ加工がされている人工芝を使うのも有効的です。
人工芝の掃除をすることや、水はけのよい場所に設置することも当然必要ですが、カビにくい人工芝を使うことでリスクを下げることができます。
カビ対策だけでなく、小さなお子様やペットがいる家庭では、抗菌加工されている人工芝だと安心できるというメリットもあります。
4.水はけのよい人工芝を使う
とにかく人工芝に湿気がこもらないようにすることが大切なので、水はけがよい人工芝を使うこともカビ対策になります。
人工芝の裏側には、透水穴という排水用の穴が空いていますが、安いものだと空いていなかったり、穴の間隔が広すぎたりして水はけの悪いものがあります。
購入する前には必ず裏側も確認しておきましょう。
また、土台となるパネルがついているジョイントタイプの人工芝は、水はけが良いので日当たりの悪い場所や、風通しの悪い場所に特におすすめです。
ジョイントタイプの場合、万が一カビが生えてしまっても、カビが生えてしまった人工芝だけ交換すれば良いというメリットもあります。
梅雨が始まる前に人工芝のカビ対策をしよう!
人工芝のカビ対策についてご紹介しました。
カビを発生させないためには、人工芝を敷く時点から対策をすることが大切です。
カビだけではなく、人工芝を長持ちさせる方法でもあるので、これから設置する方は気をつけておきましょう。
また、人工芝の掃除は、すでに敷いているご家庭でもすぐにできるので、梅雨入りする前に念入りに掃除しておくことをおすすめします。