メンテナンス不要で簡単に庭の景観を変えることができる人工芝。
今や人工芝専門店だけでなく、ホームセンターやインテリアショップなど様々なお店から発売されています。
この記事では、人工芝の選び方や、「広範囲に敷ける」「曲線までしっかりカバーできる」などのメリットがあるロール型の人工芝のおすすめ10製品を紹介します。
ロール型人工芝の選び方は?
ロール型の人工芝には様々な種類が発売されています。
どれも同じように見えるため、人工芝選びをしている方の中には「どうやって選べばいいか分からない」「選び方の基準が知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
一般的にロール型の人工芝を選ぶ際の基準となるのが「価格」「材質」「芝丈」の3つです。
価格から選ぶ
人工芝の価格は1mあたり500円~5000円とかなりの開きがあります。
芝の密度や耐久性によっても異なりますが、特に価格に差が付きやすいのは材質の違いです。
人工芝はナイロン製、ポリプロピレン製、ポリエチレン製に分けられます。
ポリプロピレン製の人工芝は価格が安いため「とにかく安く抑えたい!」という方はナイロン製の人工芝がおすすめです。
材質から選ぶ
人工芝の材質はナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンに分けられますが、その違いはどこにあるのでしょうか。
耐久性の面を比べるとナイロンが一番耐久性が低く、ポリエチレン、ポリエチレンという順番で耐久性が高くなります。
ポリエチレンは耐久性だけではなく紫外線にも強いため、長く美しさを保ちたいという場合はポリエチレンがおすすめです。
芝丈から選ぶ
芝丈は6mm程度のものから40mm以上のものまで様々です。
芝丈が長いほどふかふかとした触り心地になります。
ペットや子どもが素足で走り回る機会がある場合は、転んでもクッション性がある芝丈が長い30mm以上ものを選ぶと良いしょう。
一方で、メンテナンスのしやすさで選ぶのであれば、芝丈が短い10mm程度のものがおすすめです。
【格安から高品質製品まで】ロール型人工芝のおすすめ製品10選
ロール型人工芝と一口に言っても、7,980円(1m×10m)の格安のものから、3,800円(1m×1m)の高品質製品にいたるまであらゆる品質・価格帯のものが販売されています。
基本的には「価格」や「材質」「芝丈」などでご自身の要望に合わせて選んでいただければ良いのですが、「選べない」という方向けに、当サイト運営者であるしばじろうがおすすめする品質と価格帯のバランスが取れたロール型人工芝とおすすめポイントを10つご紹介いたします。
ぜひ、ネットショップで購入する際の参考にしてみてください。
【1】タンスのゲン リアル人工芝
タンスのゲンのロール型人工芝である「リアル人工芝」は芝一本一本がやわらかく肌触りが良いのが特徴です。芝がやわらかいと耐久性が低いイメージがありますが、タンスのゲンの人工芝は3000時間もの紫外線耐久テストをクリアしているので耐久性が高い人工芝であると言えます。夏色と春・秋色から家の雰囲気に合った色味を選ぶことができる点も魅力です。
価格(1m×10m) | 7,980円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 30mm |
【2】山善 人工芝 防草シート付
山善のロール型人工芝は防草シート付きなので別途防草シートのみを購入する必要がない点が魅力です。
防草シートは幅が10cm広くカットされているので日光入って雑草が生えやすい人工芝の継ぎ目もしっかりと防草することができます。
芝糸が縫いつけられている布地はを3層構造になっているため、高耐久で芝が抜けにいのが特徴です。
価格(1m×10m) | 9,499円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 35mm |
【3】Youten リアル人工芝
YouTenのロール型人工芝「リアル人工芝」は、芝丈が35mmから38mmへ改良されさらに高くなったことで素足でも痛くないほどふわふわの触り心地が実現されています。
また、芝丈に38mmもの高さがあることによって人工芝の継ぎ目が目立たず、より自然な見た目に仕上がるのが特徴です。
人工芝の密度を左右する縫い目(芝の束を縫いつけてある間隔)が狭くなっているため、人工芝専門店にも劣らない高密度な人工芝となっています。
価格(1m×10m) | 12,720円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 38mm |
【4】芝猿 芝丈30mm Sターフ
芝猿は人工芝施工と販売の専門店です。
芝猿の人工芝はひし形の芝の断面なっていので芝がへたりにくく、しなやかで強い人工芝となっています。
しなやかさがあることによって摩耗劣化しにくいため、耐久性にも優れています。
高品質で使い勝手のいい人工芝です。
価格(1m×1m) | 3,800円(税抜) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 30mm |
【5】HUGOO人工芝 リアル ロール U字ピン付き
HUGOOのリアル人工芝は艶消し加工が施されているため、人工芝にありがちな不自然な光の反射がありません。人工芝の水はけを左右する水抜き穴は10cm間隔で開けられているため、雨水が溜まらずスムーズに排水できるようになっています。
人工芝を固定するためのU字ピンが20本同梱されているので、すぐに設置作業に取り掛かることができます。
価格(1m×10m) | 9,980円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 35mm |
【6】アイリスオーヤマ リアル人工芝
アイリスオーヤマのリアル人工芝はまっすぐで濃い緑色の芝、ウェーブ状の濃い緑色の芝、ウェーブ状の淡い茶色の芝という3種類の芝が使用されています。適度な隙間とウェーブ状の芝があることでより天然芝に近い質感に仕上がっています。
アイリスオーヤマの人工芝はハサミでも簡単にカットできるので、DIYで設置する際も作業が簡単なのも魅力です。
価格(1m×10m) | 8,980円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 30mm |
【7】Petgrow 人工芝ロール
Petgrowの人工芝は芝丈が10mmとブラッシングなどのメンテナンスがしやすい長さになっています。芝丈が短いので玄関の外のマットとして使用しても扉の開閉を邪魔しません。
また、芝はグリーンで統一ているためゴルフやドッグラン用の人工芝にもぴったりです。
価格(1m×10m) | 8,380円(税込) |
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材質 | ポリエチレン |
芝丈 | 10mm |
【8】モダンデコ 人工芝 ロール
モダンデコのロールロール型人工芝「人工芝 ロール」は、EUで化学物質の審査・管理を行っている機関であるREACHで厳しい検査をクリアした人工芝です。他社の人工芝は未検出項目が200未満の製品が多いなか、モダンデコの人工芝は全205項目の全てが未検出となっています。
化学物質の含有量が極めて低く安全性が高いことから、子どもやペットがいるご家庭でも安心して使用できる人工芝であると言えます。
価格(1m×10m) | 8,999円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 35mm |
【9】LOWYA リアル人工芝 ロールタイプ 毛足長め
インテリアショップであるLOWYAから発売されているロールタイプの人工芝は芝が細めになっているのが特徴です。芝が太めだと切り口が目立ってしまいますが、細めで密度が高く設計されていることでで本物の天然芝のような見た目になっています。
人工芝特有のツルツルとした質感がなく、ふわふわとした触り心地が楽しめます。
価格(1m×10m) | 10,990円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 35mm |
【10】KINGBOS 人工芝 リアル ロール U字ピン付き
KINGBOSの人工芝は高密度でふかふかの触り心地が魅力です。他社の製品は平均15000本/㎡のものが多い中、KINGBOSの人工芝は約20000本/㎡となっています。
形状が異なる4種類の芝を組み合わせ、より天然芝に近い見た目なのもおすすめできる点です。
燃えにくい素材が使われているため、万が一芝が火に触れてしまった場合も安心です。
価格(1m×10m) | 9,580円(税込) |
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材質 | ポリエチレン・ポリプロピレン |
芝丈 | 35mm |
耐久性を求めるなら高品質な人工芝を選ぼう!
人工芝は耐久性や触り心地などがメーカーや製品によって異なります。
例えば人工芝専門店の人工芝であれば、価格は高いものの他の製品より耐久性が高いというメリットがあるため「綺麗な景観を長く楽しみたい」という方にはおすすめです。
また、価格が比較的安い製品は人工芝専門店の人工芝よりは耐久性が劣るものの、見た目や密度には大差がないものが多いため、広範囲に人工芝を敷きたいという場合に活用できます。
このように用途によって人工芝を選び基準は変わるため「どこに敷くのか」「誰が使うのか」なども考慮して選ぶようにしましょう。