人工芝施工やレンガ敷き、砂利敷きなど、様々な場面で活躍してくれる転圧機。
高いと思われがちですが、製品を選べば安く購入することが可能で、転圧機を導入するだけで、プロ並みのクオリティを出すことが可能です。
しかし、転圧機と一口に言っても、様々な種類のものが存在します。
どの転圧機を選ぶの通いのか、迷ってしまう方も多いはずです。
そこで、今回は数ある転圧機の中でも、コスパに優れたミナト電機工業の転圧機についてご紹介、口コミや評判を徹底解説していきます。
ミナト電機工業の転圧機の基本情報
引用元:ミナトワークス
ミナト電気興業は、農業・園芸用品やアウトドア・ガレージ用品などを扱う総合機械販売店です。
昭和23年創業という老舗会社です。
販売店ということで、転圧機も国内製ではなく、中国製のものになります。
しかし、出荷前に試運転を行い、エンジンオイルを充填した状態で出荷してくれるので、届いたらガソリンを入れるだけで使えるようになっています。
製品仕様は次の通りです。
引用元:ミナトワークス
ミナト電機工業の転圧機を使った人の口コミ・評価
実際にミナト電機工業の転圧機を使用した方の口コミを、良い評価と悪い評価に分けてご紹介します。
良い口コミ・評価
届いて安心感があったのは、箱に記載してあった「オイル充填済」「試運転済」「付属品確認済」の文字でした。すぐにスムーズに起動したので、箱の記載は飾りではありません。何とか一人で軽トラに積める大きさと重さです。もう宇少しグレードの高い中古品と迷っていましたが、プロではないので扱いやすいこちらにして正解でした。
価格がとても安価で助かりました!ガレージ前の砕石を転圧してみましたが、いい感じにできました。これで水たまりも無くすことができます。素人でも箱から機械を出して、燃料を入れるだけで使用できて、助かりました。
使用感はレンタル屋の国産機と変わりません。たまにしか使用しませんが、手元にあるとやはり便利です。値段も安くて買って正解でした。1点不満があるとすれば、個人購入だと営業所留置となることでしょうか。
悪い口コミ・評価
プレートに対してハンドル部分の幅が広いので、せっかくプレートの幅が狭いのに壁沿いでハンドルが邪魔になります。仕方ないので進行方向を斜めにするなど、本来やらなくていいひと手間が必要になります。
芝生の不陸調整に使っていますが、思った以上に転圧力が弱い割に音が大きいです。中国製ですし、安いしこんなものなのだと思います。
値段の割に使い勝手が良い商品です。車輪が付いているので持ち運びが楽です。しかし地面を締める力はあまりないので物足りなく感じます。
ミナト電機工業の転圧機のメリット
ミナト電機工業の転圧機を使うメリットは、主に次の3つです。
- ガソリンを入れるだけですぐに使える
- 安い
- 持ち運びが楽
メリット1:ガソリンを入れるだけですぐに使える
ミナト電機工業の転圧機を購入すると、次の3つの安心サポートが付いてきます。
- 出荷前の試運転サービス
- エンジンオイル充填済み
- 1年保証&アフターサポート
このうち「出荷前の試運転サービス」ではプロ整備士が出荷前にエンジンの始動点検を行ってくれます。
エンジンがかからないトラブルを未然に防いでくれているので、口コミでもエンジントラブル等に関しては見当たりませんでした。
次に「エンジンオイル充填済み」ですが、こちらも出荷前に充填してくれるので、本体が到着したら組み立てし、ガソリンを入れるだけですぐ使うことができます。
重機を使い慣れていない初心者の方にとって嬉しいサービスですね。
また、「中国製なのですぐ壊れるのでは…?」というイメージがあり、不安という方もいらっしゃるかと思いますが、1年保証とアフターサポートがついているので、その点も安心です。
メリット2:安い
転圧機の相場価格は12万円~20万円ですが、ミナト電機工業の転圧機は59,800円と、相場よりも安く購入することができます。
相場のおよそ半額です。
転圧機を使ったことが無い方や業者にとってのエントリーモデルとしてピッタリです。
1年間の保証もついているので、「安くてすぐ壊れてしまうのでは?」と思っている方も安心です。
メリット3:持ち運びが楽
ミナト電機工業の転圧機は48kgと、重機にしては軽量です。
また、移動ローラーが付いているので、運搬にも便利です。
ハンドルは工具無しで折り畳みが出来るためコンパクトに収納できます。
また、ハンドルは防振仕様なので、振動で手が痺れることもありません。
ミナト電機工業の転圧機のデメリット
メリットが多いミナト電機工業の転圧機ですが、デメリットもあります。次の3つです。
- プレートよりもハンドル部分の幅が広い
- 転圧力が弱い
- 走るスピードが遅い
デメリット1:プレートよりもハンドル部分の幅が広い
プレート幅が34㎝、機械最大幅が33㎝とコンパクトで小回りが利く一方、ハンドルが本体より大きい仕様になっているため、壁沿いは斜めに走行するなど、少しテクニックが必要になってきます。
デメリット2:転圧力が弱い
口コミでミナト電機工業の転圧機は転圧力が弱いというものがありました。
ミナト電気工業の転圧機の振動数は5140vpmです。
他のメーカーの転圧機の振動数と比べてみましょう。
ホンダの転圧機は5600 vpm、三笠産業は5900 vpmとなっており、いずれもミナト電機工業を上回る振動数です。
また、ミナト電機工業の転圧機は「4~64mmの路盤材は対応外」となっており、他のメーカーよりも転圧力が弱い仕様となっています。
しかし、人工芝施工などの転圧であれば十分な転圧力と言えます。
デメリット3:走るスピードが遅い
ミナト電機工業の転圧機の走行速度22m/minということで、スピードが遅いと感じる方もいるようです。
ホンダの転圧機の走行速度は40cm/秒、分に直せば24mなので、少しだけミナト電機工業の方が遅いようです。
仕事でプレートコンパクターをよく使う方にとっては遅く感じるようなので、その点は認識しておきましょう。
ミナト電機工業の転圧機は試運転済みなので安心感が高い
今回はコスパ抜群、安さが魅力のミナト電機工業の転圧機に関して、特徴や、口コミ・評判、メリット・デメリットをまとめました。
何といっても出荷前に試運転を行ってくれているのは嬉しい点ですね。
口コミ・評価も比較的高いので、おすすめ度は高いと言えます。
転圧力は弱いですが、人工芝施工においては十分な強さなので、安いものを購入したい場合にや、初めて導入するエントリーモデルとしては、ベストな転圧機と言えるでしょう。