セリアで売られている人工芝を実際に見に行ってみた結果

人工芝はホームセンターでも売られていますが、一番単価が安いと言ったらやはり100円ショップではないでしょうか。
今回は100円ショップ「セリア」に売られている人工芝を調査してみました。

100円の商品はどれくらいのクオリティなのか、その中でもおすすめできるものはあるのか、紹介していきますので参考にしてみてください。

セリアで売られている人工芝は5種類

今回訪れたセリアの店舗で販売されている人工芝は5種類でした。

意外と種類が多く、様々なタイプが揃っていて驚きました。

商品設置場所はインテリア・ガーデニングコーナーです。

壁に掛けるフェイクグリーンパネルも隣にあったのでコーナー全体が緑っぽく、遠目に見てもすぐわかると思います。

販売されていたのは以下の商品です。

  • セリア「リアル人工芝マット」
  • セリア「リアル人工芝マット7mm」
  • セリア「リアルジョイント式人工芝」
  • 武田コーポレーション「水はけが良い人工芝」
  • 武田コーポレーション「Artificalturf」

セリアオリジナル商品の他にメーカー品も揃っています。

武田コーポレーションさんはロールタイプの人工芝を販売しているメーカーさんなので期待値も上がります!

すべて30㎝×30㎝の商品で、ロールタイプは販売されていません。

さすがに100円でロールタイプは買えないでしょうから、当然と言えは当然です。

「リアルジョイント式人工芝」はジョイント部分が付いており、簡単に連結できますが、他商品はマットタイプのため、地面に敷くならU字ピンなどの固定具を別途買う必要があります。

セリアオリジナル商品

セリアオリジナル商品は3つ、それぞれ特徴が違うものが販売されています。

セリア「リアル人工芝マット」

セリア「リアル人工芝マット」はリアルな見た目の人工芝。

ぱっと見ではホームセンターに販売されているものと変わりません。

よく見ると下の方に枯草のような色合いの芝が付いており、それがリアルさを出しているのですが、ちょっとチリチリ過ぎて2層になっている感じがします。

芝が薄いので手触りはいいですが耐久面に問題がありそうです。

100円の商品を庭やベランダで使えるのか疑問でしたが、注意書きに「連結・固定する場合は、市販の固定具をご使用ください。」「日光や風雨により変色・劣化することがあります。」とあったので、屋外で使用することを前提に作られてはいるようです。

材質:ポリエチレン・ポリプロピレン
芝丈:不明
中国製

セリア「リアル人工芝マット7mm」

こちらは7mmマットタイプの人工芝です。

注意書きはセリア「リアル人工芝マット」と同じだったので、屋外で使用することを想定しているようです。

しかし水はけがよくないことと、ツルツルした手触りから、外で使うのは避けた方が良さそう。

「リアル」とありますが、正直なところ本物とはかけ離れた風合いです。

7mmと短いことからゴルフの練習用に想定しているのでしょうか。

他の製品と比べて、人工芝として庭・ベランダに使うのはあまりおすすめできません。

軽くて薄いので、部屋の壁に貼ったり、切ってインテリア使ったりするにはちょうど良いかもしれません。

材質:ポリエチレン・ポリプロピレン
芝丈:7mm
中国製

セリア「リアルジョイント式人工芝」

人工芝と言えばお馴染みの形状の商品です。

画像は緑ですが、グレーの商品も置いてありました。

マットとして使用するなら、シックな風合いのグレーを使用するのも良いですね。

セリアで販売されている人工芝の中で唯一のジョイント式で、固定具を買わなくても簡単に結合できます。

特徴もなく、一般的な人工芝という感じでした。

ホームセンターで売られているものよりもちょっと芝密度が低いかもしれません。

材質:ポリエチレン
耐熱温度約70度、耐冷温度約-20度
台湾製

メーカー商品

メーカー商品は2つ、どちらも武田コーポレーションさんの商品です。

  • 武田コーポレーション「水はけが良い人工芝
  • 武田コーポレーション「Artificalturf」

武田コーポレーション「水はけが良い人工芝」

見た目が本物に近い、リアルな人工芝です。

セリア「リアル人工芝マット」に似ていますが、枯草部分が青草とちょうど混じっているので全体のバランスが良いように感じます。

その分クッション性が低いのでふかふかはしていません。

「水はけが良い」とあるように裏面に穴が空いていて、屋外で使用するには一番適していると思います。

気になったのは注意書きに「素足では使用しないでください。」とあった点です。

セリア商品にはこのような注意書きはなかったので、安全面が少し気になりました。

材質:ポリエチレン・ポリプロピレン・SBR
芝丈:20mm
中国製

武田コーポレーション「Artificalturf」

今回紹介した中で42mmと1番芝丈が長い商品です。

枯草が混ざっていないので芝生というより草原という感じがします。

緑が強いので庭に敷くには少し違和感がありますが、インテリアに使えばとてもきれいに見えると思います。

「水はけが良い人工芝」と同じく「素足では使用しないでください。」の注意書きがありました。

見た目でも機能面でも、庭・ベランダに敷いて使うより、屋内のインテリアとして使うのが良さそうです。

材質:ポリエチレン・ポリプロピレン・SBR
芝丈:42mm
中国製

お試しとして買う場合やインテリアとして使うならアリかも

100円ショップセリアで販売されている人工芝をご紹介しました。

安い人工芝が屋外で使用できるのか不安でしたが、固定具を別途購入すれば外でも使えるように作られてはいるようです。

ただし耐久面には不安があるので、一時的やお試しとして使うのが良いのではないでしょうか。

見た目は良いので、インテリアとして使う場合や屋内で使う場合には問題なさそうです。

室内で敷いて使う際には滑り止めなど対策が必要ですね。

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