【DIY vs 業者】人工芝を施工するなら自分でやる?業者に依頼?それぞれのメリット、デメリット

おうち時間の増加で、庭やベランダに人工芝を敷いてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
人工芝はホームセンターでも購入することができ、道具さえ揃えれば気軽にDIYできるので人気の商品になっています。
しかし「人工芝」をインターネットで検索すると多数の施工業者がヒットしますし、ホームセンターによっては施工サービスが用意されていることもあります。

人工芝の施工はDIYと業者、どちらが良いのでしょうか?

この記事では人工芝の施工について、DIYの場合と業者に依頼した場合のそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
施工場所や何を重視するかによっておすすめが異なるので、自分がどれに当てはまるのかチェックしてみてください。

人工芝の施工の手順は?何が必要なの?

人工芝の施工は次のような手順になります。

  1. 除草や転圧など整地
  2. 防草シートを敷く
  3. 人工芝を敷く
  4. 人工芝を固定する

実は、この施工手順で一番重要なのは①の整地です。

除草は地面を平らにならすためにも必要な作業です。
そして転圧機などで地面をしっかり固めることで、雨が降っても人工芝が沈まない地盤にするのです。
この作業を怠ると見た目も悪く、雑草も生えてきてしまって虫の発生源になったりします。

また、業者では整地の際に、地面に微妙に傾斜をつけて水はけのよい土地にしてくれます。
もしくは暗渠パイプを利用して水はけ良くします。

人工芝を敷く場所は水はけが良い場所である必要があり、怠るとカビが発生して人工芝を痛めてしまいます。
こうした整地作業によって美しい人工芝を長持ちさせることができるのです。

人工芝の施工には人工芝の他に、砂や防草シートが必要です。
砂は地面の整地に使ったり、人工芝の上に撒いてめくれ防止や芝葉の保護に使ったりします。

防草シートは人工芝の下に敷くシートで、その名の通り雑草が生えてくるのを防ぐ効果があります。

人工芝の商品によっては防草機能がついているものもありますが、このシートを使わずに芝を敷いてしまうと見た目が悪くなるだけでなく、虫の発生源やカビなど芝を痛める原因になるので必ず用意しなくてはなりません。

このほかに施工の道具として、ハサミ、ハンマー、スコップ、トンボ、転圧機などが必要になります。

人工芝をDIYで施工するメリット・デメリット

DIYの場合、メリット・デメリットは次の点です。

メリット

  • 費用を抑えることができる
  • 自分のタイミングで施工できる

デメリット

  • 時間や手間がかかる
  • プロに比べてクオリティが下がる

人工芝をDIYで施工する最大のメリットは、費用を抑えることができる点です。

DIYに必要な出費は、人工芝・防草シート・砂・道具のみです。
転圧機などの特殊な機械はレンタルしているところがあるので、ぜひ利用しましょう。

業者に依頼した場合、この他に作業費がかかってしまうので、自分で施工してしまえば大幅にコストカットすることができます。
また、いつでも自分のタイミングで行えるのも良い点です。

デメリットは時間や手間がかかること、プロに比べてクオリティが下がることです。

人工芝の施工で一番重要なのは整地作業です。
この整地作業は雑草処理から地面に転圧機をかけるところまで自分でやらないといけないので、まったくの初心者には少し難しいです。

仕上がりも業者に比べればクオリティが下がってしまいます。
施工の道具をそろえるのもお金がかかるので、コスト対パフォーマンスが見合うか考えたほうが良いでしょう。

関連情報:人工芝DIYの方法

【人工芝DIY完全ガイド】ネットで買えるおすすめ人工芝5選と施工方法

人工芝を業者に依頼するメリット・デメリット

業者に依頼した場合、メリット・デメリットは次の点です。

メリット

  • すべての作業を依頼できる
  • 高クオリティの仕上がりになる

デメリット

  • DIYよりも費用がかかってしまう
  • 業者によっては追加料金が発生する

業者に依頼するメリットは、整地から人工芝の固定まで、トータルで行ってもらえる点です。

自分で施工する場合、時間も手間もかかるので、こういった作業が好きだったり得意であったりしない限り非常に面倒です。
業者に依頼すれば難しい整地作業もまとめて行ってもらえ、高クオリティの仕上がりになるので満足度は高いでしょう。

デメリットは費用がかかってしまう点です。

人工芝・防草シート・砂の費用に加えて作業費を支払う必要があるので、DIYに比べれば総施工費は高額になります。
作業費の相場は1㎡あたり4,000~6,000円と言われており、追加費用が発生する場合もあります。

例えば雑草など整地に時間がかかる場合や、搬入に時間がかかる場合は追加料金が発生する可能性が高いです。
想定よりも料金がかかってしまった、というトラブルを避けるためにも、無料見積サービスがある業者を選ぶことをおすすめします。

DIYと業者、それぞれのおすすめパターン

DIYと業者、施工状況によってどちらがおすすめか異なってきます。

DIYがおすすめのパターン

  • 庭の一部など狭い場所
  • ベランダ等コンクリートの上

業者がおすすめのパターン

  • 一般的な庭や広い面積
  • 水はけが悪いなど下地が整っていない場所

人工芝の施工で一番大切なのは整地作業です。
しかし、庭の一部分など狭い場所なら大がかりな整地は必要ありません。
転圧機など特別な機械を使わなくてもしっかり踏み固めれば良いので、狭い範囲はDIYが向いています。
また、ベランダやコンクリートの上なら整地作業は必要ないのですぐに人工芝を敷くことができます。

一方、普通の庭や広範囲の場合は大がかりな整地作業が必要になってくるため、DIYで施工するのは少々骨が折れます。
水はけが悪い場所など、無理に自分でやろうとせずにプロに任せてしまったほうが、コストパフォーマンスが高いです。
施工後の仕上がりもきれいなので、長期間きれいな状態を保ちたいなら業者に依頼するほうがおすすめです。

費用面はDIYが勝ち!ただしクオリティを考えると業者がおすすめ

人工芝DIYで施工すべきか、業者に依頼すべきか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

DIYは確かに費用を抑えることができますが、仕上がりのクオリティや手間を考えると業者に依頼したほうが良い場合があります。
無料見積もりを行っている業者もあるので、見積もりをしてもらってからDIYにするか考えるのも一つの手です。

費用をとるか、クオリティをとるか、この記事を参考に検討してみてください。

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