人工芝を購入するには大きく分けて「ホームセンターなどの量販店で買う」「専門店で買う」の2パターンがあると思います。
専門店なら施工までしてもらえますが、人工芝の値段と施工代が高くなりがちです。
ホームセンターなどで購入すればDIY費用がかかるだけですし、こだわりの庭やベランダにもできますね。
今回はそんな、人工芝をDIYでやってみたいという方に向けて、ホームセンターで購入できる人工芝おすすめ8選をご紹介します。
どこの製品が良いか迷っている方はぜひ参考にしてください。
ロールタイプとジョイントタイプの人工芝どっちを使う?
人工芝売り場にはロールタイプのものとジョイントタイプの2種類の人工芝が置かれています。
それぞれ向いているケースがあるのでご紹介します。
ロールタイプ
- 庭などの広い場所一面に敷く
- 室内に敷く
- 定期的に掃除をする
ジョイントタイプ
- ベランダや屋上などの狭い場所に敷く
- 湿気が多い場所や汚しやすい場所に敷く
- 庭やベランダのジョイントパネルのアクセントにしたい
ロールタイプは大きな人工芝をロール状に巻いた状態のもの、ジョイントタイプは30×30のパネルになっているものです。
それぞれ向いている場所が違うので、上の一覧を参考に施工したい場所やシーンによって使い分けると良いでしょう。
ホームセンターで買えるおすすめ人工芝8選
人工芝をホームセンターで買うのは手軽ですし、専門店に比べて安価です。
それぞれの企業がオリジナルの製品を出しているので、その中でも自分に合っていると思うものを選んでください。
それでは、ホームセンターごとにおすすめ製品をご紹介していきます。
カインズ
カインズの人工芝は見た目が本物に近いことで人気の商品です。
見た目がリアルな理由は4色の芝を混ぜているからで、芝も「V字パイル加工」でボリュームを出しています。
「V字パイル加工」は芝のへたりにくさにも影響しており、安価にも関わらず耐久年数は5年と専門店の芝生には劣りますが十分な耐久力を誇ります。
FIFA公認工場製で高品質、防炎加工もされているので安全面も評価が高い商品ですが、少しチクチクするなどのデメリットもあります。
DIYしやすいようにホームページで人工芝の施工手順を載せているほか、人工芝の施工サービスも行っているので、自分では敷居が高いという方は利用されてはいかがでしょうか。
【カインズ】丸巻リアル人工芝
カインズのロールタイプの人工芝は芝高が25㎜のものと、35㎜のものがあります。
25㎜よりも35㎜のほうが高いですが、クッション性は35㎜のほうが高いので、チクチク感は軽減されるかもしれません。
基本的な機能はどちらも同じ、サイズは5展開あります。
芝高20mm | 芝高35mm | |
1×1m | ¥1,980 | ¥2,480 |
1×4m | ¥7,480 | ¥9,480 |
1×10m | ¥17,800 | ¥22,800 |
2×4m | ¥14,800 | ¥18,800 |
2×10m | ¥34,800 | ¥44,800 |
【カインズ】ジョイント人工芝
カインズにはジョイントタイプの人工芝も用意されています。
1枚から買うことはできず、6枚セットで購入する必要があります。
ジョイントタイル・ジョイント木樹脂と相互に連結できるため、ベランダのイメージチェンジにおすすめ。
芝高は30㎜で、土台もあるためクッション性に優れています。
6枚入 | |
30×30×4.5cm | ¥3,480 |
コーナン
コーナンの人工芝は表に抗菌処理、裏に防カビ処理がされているため、非常に衛生的な商品です。
芝高も40㎜と長くふかふかで、衛生面でも感触面でも小さなお子様がいる家庭におすすめです。
抗菌が気にならない方や、水はけのよい場所に施工するためカビの心配がないという方には、芝高が35㎜のリーズナブルな通常人工芝も販売されています。
【コーナン】抗菌(表)・防カビ(裏) ガーデンターフ
コーナンガーデンターフのサイズは4展開です。
抗菌・防カビでなければ2~3割安く購入することができますが、逆に2~3割で抗菌・防カビ処理がついてくるならお得と考えるべきではないでしょうか。
芝高35mm | 芝高40mm(抗菌・防カビ) | |
1×1m | ¥2,178 | ¥3,058 |
1×2m | ¥3,828 | ¥5,478 |
1×5m | ¥8,778 | ¥11,880 |
1×10m | ¥17,380 | ¥21,780 |
2×3m | ¥10,428 | – |
2×5m | ¥17,380 | – |
【コーナン】サザンタイル 人工芝G004
コーナンのジョイントタイプの人工芝はサイズ調節が簡単で、ハサミやノコギリで自分の好みに切ることが可能です。
他のサザンタイルとの組み合わせも自由なので、お庭のアクセントに使うのも◎。
1枚から購入可能で、10枚セットでまとめて買うこともできます。
残念ながら、コーナンのジョイントタイプ人工芝に抗菌・防カビ処理はされていません。
1枚 | 10枚セット | |
30×30×3.5cm | ¥525 | ¥5,250 |
DCMグループ
DCMグループとは、DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねやの5社が統合したグループです。
ケーヨーデイツーとも資本業務提携しているので、これからご紹介する人工芝はケーヨーデイツーでも購入することができます。
DCMグループの人工芝の特徴は、水はけがよいことです。
ロールタイプの人工芝は水はけ用の浸水穴が開いていることがほとんどですが、そこから日が当たり雑草が生えてきてしまうことがあります。
DCMグループの人工芝は浸水穴を廃止し、不織布を利用することで水はけのよさを実現し、雑草対策もできるようになっています。
【DCMグループ】防草・透水 人工芝
最高レベルのUV効果で、日差しが強くても長持ちします。
鉛・重金属などを含まないので安全性が高く、100%リサイクル可能な素材を使用しているエコな商品です。
1×1m | ¥3,228 |
1×2m | ¥5,868 |
1×5m | ¥13,980 |
1×10m | ¥30,080 |
10本入(長さ120mm) | ¥547 |
50本入(長さ120mm) | ¥2,178 |
【DCMグループ】ジョイントタイル 人工芝
DCMグループのジョイントタイプの人工芝は軽いので、女性でも軽々運べます。
人工芝だけでなくジョイントタイルシリーズが軽量化に成功しているため、他社製品よりも楽に設置できます。
1枚 | 10枚組 | |
29.5×29.5×2.5cm | ¥657 | ¥6,570 |
コメリ
コメリの人工芝は、今回ご紹介しているホームセンター人工芝の中で一番安価です。
安いですがFIFA認定の生産工場で生産しているため安全面に問題はなく、4色のパイルを使用しているため本物に近い質感を再現しています。
芝高が20㎜のモラヴィアは十字型直毛パイルですが、30㎜のヴィクトリアはV字型なので、なるべく耐久性が高いものが良いならヴィクトリアを選ぶことをおすすめします。
コメリリフォームでは人工芝の施工もしています。
【コメリ】リアル人工芝モラヴィア
1×1m当たりの金額が最も安いコメリ。
ただしサイズ展開は1×2mからの3タイプ、20mの1巻売りならもっと安く購入することができるので、大量に買う際はお得です。
芝高20mm(モラヴィア) | 芝高30mm(ヴィクトリア) | |
1×2m | ¥3,480 | ¥3,980 |
2×4m | ¥13,800 | – |
2×10m | ¥29,800 | – |
【コメリ】ジョイントデッキ人工芝30×30cm G014
コメリのジョイントデッキも1枚当たりの値段が安いです。
上からはめ込むだけで簡単にジョイントできるのが魅力的な製品です。
大口販売価格が設定されており、通常498円のところ、10個以上購入した場合468円で買うことができます。
1枚 | |
30×30×2cm | ¥498 |
ホームセンターの人工芝は安価で手軽に買える
ホームセンターで購入できる人工芝おすすめ8選をご紹介しました。
施工したい場所やシーンに合わせてロールタイプ・ジョイントタイプを使い分けましょう。
また、今回ご紹介した中で機能や値段を比較して購入を検討してみてください。